強すぎる承認欲求で疲れないために。褒めてほしい気持ちとうまく付き合っている人が心がけていること

「すごいと言われたい」「褒められたい」「尊敬されたい」「評価されたい」という気持ちを承認欲求と言います。

認められたいという気持ちは、誰もが持っている欲求であり、生きる上で欠かせない感情です。
承認欲求は、「いいね」を強制するSNSの投稿を例に語られることがあるためかネガティブなイメージを持たれやすいですが、悪いものではありません。

ただし、強くなりすぎてしまうと、周りの人にとって負担をかけることがあるだけでなく、自分自身も生きづらさを感じるようになります
なぜなら、行動の基準が「他人に評価してもらえるか」になってしまうからです。

いわば、毎日、他人に心の舵取りを奪われた状態…。
自分の心に従って何をするか決めることができず、結果的に他人に依存してしまう可能性があります。

一方で、承認欲求は適度に持つことで、モチベーションがアップしたり、よりよい人間関係を築くことができたりと、成長につながる原動力になるものでもあります。

強すぎる「認められたい」「褒められたい」という気持ちを手放し、承認欲求とうまく付き合っている人が心がけていることをご紹介します。

自分を大事にする

「今の自分は不十分」と不安になっていたり、「こんな私でいいのかな」と自信が無くなったりして、 いつもより他人に認めてもらいたい衝動が高まった経験はありませんか?

自分にマイナス評価を付けているとき、自分への好き度が下がり、扱いが雑になります。
心に余裕がない状態ですね。

そうすると、さらに他人に肯定してほしくなります。甘えたくなるという表現が近いかもしれません。どんどん承認欲求が膨らむ、無限ループです。

そこで、今すぐできることは、自分を大事にすること。

一般的には、「自己肯定感を上げる」と言われます。自己肯定感とは、自分で自分を肯定する、認める気持ちのことです。

自己肯定感を高める方法はいろいろありますが、意識を変えるのはなかなか難しいもの。今すぐ「私はすごい!」「このままの私でいいんだ!」と思えるようになるわけでもないでしょう。

そこで、「行動を変える」ことをおすすめします。

承認欲求に振り回されずに感情をコントロールできている人は、自分を大事にしています。そのベースは、自分を大事にした行動をとることに根付いていることが少なくありません。

身体によいものを食べる、しっかり休養する、片付いた部屋で過ごす、自分がしたいことをする時間を作る…自分を大事にするというのはそういうことです。

自分を大事にした生活を送ることを通して、自分の心に耳を傾ける習慣がつくようになります。
自分の心に向き合い続けることで自分を慈しめるようになり、結果として、自己肯定感が高い状態でいられるようになりますよ。

居心地が良い環境を整える

承認欲求は、他人を意識するところが鍵になります。他人と自分を比べて、自分が上だと評価されることで、安心感を得たいということもあるかもしれません。

この記事の冒頭で例に出したSNS。どこにいても誰もが内容を知ることができる、そしてその内容を評価するシステムが見える化されているものです。

思ったことや出来事、状況などを「共有」でき「共感」し合えるというメリットがあるものの、「比較」「競争」というネガティブな感情を引き起こしやすい面を持ったツールでもあります。

承認欲求に振り回されない2つめのコツは、自分で居心地の良い環境を整えること。

SNSであれば、主体的に楽しみつつ、周りらの反応や評価から受ける影響を考慮して、適度な距離を保っておくのがよいでしょう。

自分にとって居心地の良い環境を整えると、心が安定します。

せっかく悩むのだったら、どうやったら他人に評価されるかよりも、より快適な環境にするためにはどうしたらよいかを考えてみませんか?
自分がしたいこと、すべきことがクリアになってくるのを感じてください。

まとめ

いつも幸せそうな人、心が満たされていて穏やかな人、そういう人の側にいると自分まで温かな気持ちになってきます。
気持ちの余裕が優しさとして伝わってくるのでしょう。

変えるべきは意識が先か、行動が先か、という答えはありません。ただ、行動を変えているうちに、その行動に合った考え方になっていくことはありますよ。

強すぎる承認欲求に疲れたら、「自分を大事にすること」「居心地が良い環境を整える」ことを心がけてみてくださいね。