自分磨きにお金を使うことは、自己投資です。ただ、浪費しているわけではないと分かっていても、無駄遣いをしないように節約意識を持って日々を過ごしていると、自分磨きにお金を使うことにためらいを感じてしまうことがありませんか?
お金を払うということは、その対象に価値を感じているということ。ですから、お金の使い方には、その人の価値観があらわれます。
もし、自分磨きでお金を使うことにためらいを感じているなら、自分磨きの「価値」があなたの中で揺らいでいるのかもしれません。
これから先、自分磨きでお金をかける価値があるかを見極める、3つのポイントをご紹介します。
日々の充実度・幸福感ではかる

自分磨きが今の自分に必要かどうかは、日々の充実度や幸福感に反映されます。
- ネイルや美容にひと手間をかけるようになって、気分が上がる
- 熱中できる習い事を始めてから、毎日が楽しい
- 資格を取るための勉強仲間と一緒に過ごす時間は、充実している
- 好きなことをゆったりする時間ができて本当に幸せ
など、心が満たされている分が、その自分磨きの価値であるといえるでしょう。
自分磨きに投資したからこそ得られる、日々の充足感は特別ですね。
成長やプラスの変化を指標にする

「向上心」が自分磨きのきっかけになっている人は多いでしょう。その場合は、成果に注目することでモチベーションが上がりそうです。
- 肌や髪がキレイになった
- ペン習字を学んで、美しい字を書く特技ができた
- スキルアップにつながる資格が取れた
- 海外に行って視野が広がった
といった、自分磨きをしたからこそ得られた成果。
他人と比べるのではなく、自分自身がどのような成長を手に入れたのか、どんなプラスの変化があったのかに注目するのがポイントです。選択と行動、そして結果がひと続きになっているのを実感することによって、自信にもつながるでしょう。
理想との関連度をチェックする

今の自分磨きを続けようか迷っている場合は、理想とつながっているかを再度見直してみてはいかがでしょうか。
興味を持って始めたものの、いざやってみると自分に合わなかったり、「コレだ!」と思って努力していて得た結果がしっくりこなかったりすることがあります。
そんなとき「お金や時間を無駄にしたかも…」と不安になるのはナンセンス。経験したからこそ得られた違和感は、今後をより豊かにするためのヒントです。
ただ、その違和感を持ったまま、なんとなく続けていくのはおすすめできません。きちんと立ち止まって、本当に望んでいることや自分にとっての理想と向き合い直しましょう。
また、未来の自分に相談するのも一つの方法です。
「今決めないと、1年後も同じことで迷うことになる」「続けたからこそ、このレベルまで到達できた」「チャレンジしないまま一生が終わったら、心残りになってた」
のように、長期的に価値をイメージすることができるようになります。
自分磨きがずっと自由にできる環境でいられるかどうかも分かりませんよね。お金も時間もエネルギーもチャンスも、意識して有効に活用できるように、優先順位をつけるとよいでしょう。
まとめ
未来の自分に投資することは、自分を信じているからこそ出てくる発想。そのため、もし自分にお金をかけるのにためらわれるのであれば、自分のことを大事に思えていない気持ちがどこかにあるのかもしれませんね。
自分磨きが無駄遣いになっていないか、お金をかける価値があるか判断するのは自分です。自分磨きにお金を使うと決めることが、自分に価値を感じているという意思表示の1つになるとも言えるでしょう。
自分が何に価値を感じているか判断する基準や、自分磨きの価値を見直すヒントとして、3つポイントが参考になれば幸いです。